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サステナブルなエコロジーグッズ 

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5分の1の消費電力の白熱電球型蛍光灯

東芝ライテックの『ネオボールZネオ』は、電球と同サイズで電球と同じ形をした蛍光灯だ。

白熱灯のような小さなサイズの筐体の中に、蛍光灯を曲げて収容した技術も凄いが、さらに凄いのは、『ネオボールZネオ』が、白熱灯を使う照明器具に白熱灯の代わりとして使うことができることだ。

普通、蛍光灯は蛍光灯用のソケットでしか使えない。ソケット形状が違うのは当たり前として、電気が流れれば、フィラメントが光るシンプルな構造の白熱灯と異なり、蛍光灯は管内のガスに高電圧をかけて、そこで発生した紫外線で内側の蛍光材を光らせる。高電圧を発生させるための電子回路が必要であり、それを筐体側に設置している。

ネオボールZネオ』は、電子回路を小型化して電球に内蔵、白熱灯の照明器具でも使えるように作られている。その分、価格は高く、40ワット/60ワットタイプのどちらも、希望小売価格は1,890円もする。

値段は高いが、代わりに消費電力は5分の1。白熱灯の40ワット/60ワットと同じ明るさを、8ワット/12ワットの電力で実現する。そして白熱灯の6倍の長寿命だ。結果、東芝ライテックの試算によると、6000時間点灯時のトータルコストは、白熱灯8,136円に対して『ネオボールZネオ』は3,474円と半分以下だ。発熱量も5分の1になるため、ショップなど白熱灯の熱に困るところでも重宝されている。
ネオボールZネオ
バイオプラスチック

商品はエコロジーに変わる

ネオボールZネオ』のような商品ジャンルはエコロジー商品と呼ばれ、ビジネスの大きな流れとなっている。

たとえばiPodiPodの何がエコロジーなのかといえば、CDを不要としたことだ。オンラインで音楽データを配信、HDDに保存するiPodには、今までのレコードやCDのようにモノが介在しない。ユーザーにコレクションされるのは曲そのものであり、パッケージは不要だ。その分、CD板を作るプラスチック=石油が節約され、流通はシンプルになり、波及的にエネルギーが節約される。

プラスチック自体も、今までの石油由来から植物由来へと変わりつつある。これはバイオプラスチックと呼ばれ、ケナフというパルプの原料やとうもろこしなどを微生物を使って分解、生成される。

石油由来のプラスチックと異なり、バイオプラスチックは腐る。生分解性プラスチックとも呼ばれるのだが、時間がたつと腐って土に同化してしまう。燃やしても有害物質は出ず、二酸化炭素を出すだけだ。しかもその二酸化炭素は、原料の植物が吸収したものを再放出することと同義だから、環境にまったく影響しない。

バイオプラスチック自動車携帯電話の筐体などで、すでに採用が始まっている。

エコロジーは儲かる、のだが……

さまざまな企業がエコロジー技術の開発を始めているが、これはブームであるとかイメージが良いというだけではなく、業界に利益をもたらすからだ。エコロジーは儲かるのである。

エコロジーブームが始まったのは平成不況と呼ばれる90年代。不況にあえぐ製造業にとって、リストラの一環として進められたエネルギーの効率化だったが、これが国内企業のエコロジービジネスの基本となる。コスト減による利益の増大だ。

たとえばJRの新型車両は、従来型の半分の消費電力で走る。鉄道会社がこのコストカットで得た利益は相当なものだろうが、それで運賃が下がったとは聞かない。

自動販売機省エネだ。最新モデルの消費電力は166W./H。これはエアコン770W/H(冷房時)、電子レンジ1200W/Hなどよりもはるかに小さく、一般の家庭用冷蔵庫140W/Hに迫る。中に入っている缶にいたっては、製造コストが十数分の一まで下がり、あまりに安くなったので、企業がためらいなく商品数を増やしてしまい、おかげで製造過程でのエネルギー削減分を消費量の増加分が軽く越えてしまった。

つまるところ、企業のエコロジーが何のためのエコロジーなのかといえば、企業の利益のためのエコロジーなのであり、資源保護云々は利益に直結している。
自動販売機
フォームバス

エコロジー商品のツボ

そうした、ビジネスの当たり前の収益構造を踏まえた上で、エコロジー商品を考えた時、エコロジー商品とはiPodのように商品のカルチャーが今までの価値観と大きく異なる必要があることがわかる。

旧来の常識に囚われず、新しい発想に立つことで、エコロジー商品エコロジー商品足りえるのだ。

INAXが試作したフォームバスは、お湯ではなく泡に入るお風呂だ。そのどこがエコロジーかといえば、使う水の量が極端に少ないこと。一般の風呂の約1/20の10リットル程度しか使わない。

使う水の量を節約した結果、この風呂は持ち運び可能な重さとなった。泡の発生器はパスタブと一体化しているため、運んだ先でコンセントを差し込み、水を入れれば風呂を使える。いわばモバイル風呂だ。風呂は浴室で入るものという常識を覆し、お湯ではなく泡に入るという新しさがユニークだ。
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