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一澤信三郎帆布に注目!

一澤帆布をご存知ですか?

 男はプライベートではかばんなんぞ持ち歩かなくていい!手ぶらでいい、手ぶらで!という人によく会いますが、そんな人もそうでない人もしばしお付き合いいただき、かばんの魅力に取り付かれてみませんか?そこでご紹介するのは京都の老舗ブランド、一澤帆布。そう、あの丈夫な布製かばんを販売しているところです。名前を知らなくても、その商品を見ればピンと来る人も多いのではないでしょうか。ベーシックでしっかりとした造りが自慢で、全国的に高い人気を誇っています。

 商品のひとつひとつが手作りで形や色も豊富に揃っているのですが、もともとは職人用の袋として作られていたため、使い勝手のよさは言うまでもありません。「物を入れるためのかばん」というごくシンプルな原点を大切にした商品の数々は、一時のブームには惑わされない信念が感じられ、そのあたりも人気の秘密ではないでしょうか。

 一澤帆布の歴史は長く、現在のようなかばんメーカーとしての創業は明治時代で、戦時中は軍事用のカバーなども作られ、戦後に入って登山用リュックやテントなども販売されるようになったようです。ユーザーの希望を取り入れたバッグなども作られ、その種類は数百に及びます。そしてトートやショルダーなど、機能性に優れながらもおしゃれさを兼ね備えたものも登場しました。

 そんな一澤帆布が営業休止の事態に追い込まれたのは去年暮れ。ほどなく新ブランド「信三郎帆布」が登場しました。一体何があったのでしょうか?
一澤信三郎帆布
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一澤信三郎帆布

新ブランド「信三郎帆布」の誕生

 それは先代の一澤信夫氏が死去したことに始まりました。遺言状をめぐり、残された兄弟の意見や主張が食い違い、ついには裁判にまで発展してしまったのです。その結果、長男信太郎氏が一澤帆布社長に就任しました。しかし職人達は全員、一環してかばん作りに携わってきた前会長・三男の信三郎氏についていくことに。同氏のもとで新ブランド「信三郎帆布」が立ち上がることとなったのです。一方、一澤帆布のほうは職人がいないため商品を製造できず、休業状態になっています。ここではこれ以上の詳細を記すことは避け、勝ちスポでは新ブランドである信三郎帆布についてご紹介したいと思います。

 目玉は何と言っても一澤帆布にはなかったカラフルな色や斬新なデザイン!画像を見ればお分かりいただけるでしょう。キュートなピンク色のかばんを見た瞬間「おお〜っ!」と驚きました。か、かわいい・・欲しい!一気に虜になってしまいました。

 これまでの伝統を受け継ぐ無地帆布の「信三郎帆布」と、本麻、柄帆布で作った新しい「信三郎カバン(「カバン」は、左が「布」で右が「包」。素材を大切にするお店のこだわりが感じられますね)。心くすぐられる商品がたくさんあります。伝統を感じさせる確かな品質のかばんに加え、流行に敏感な人をも満足させる新ラインナップの充実ぶりは、おそらく多くのファンを増やしたことでしょう。当然注目度も高く、ネットオークションはかなりの高値で取引されているようです。デイリーにがんがん使ったり、彼女へのプレゼントにと、用途も楽しみもますます広がっています。

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実際にお店へ向かうと…

 さて、とにかく実際に見てみなければ!ということで京都の店舗へ行ってみました。最寄駅は地下鉄の東山駅というところですが、阪急河原町駅や京阪三条駅からも歩いて行ける距離です。東大路通を下っていると、右手に一澤帆布の店舗が。現在は休業状態にありますが、しばし立ち止まって眺めてしまいました。伝統ある佇まいのこの店舗が復活する時はもう来ないのでしょうか・・

 さらに歩くと何やら人だかりが。よく見ると信三郎帆布の仮店舗!オープンは9時なのにも関わらず、すでに行列ができていました。現在は通信販売などもしておらず店頭販売のみで、お店にある在庫がなくなり次第閉店という状態です。そのため早く行かないとお目当ての商品をゲットできないどころか、完売状態でもぬけのカラになっている可能性が高いのです。

 そんな現状を心得ている熱心なファン。オープン間近になるとますます膨れ上がっていました。警備担当の人も繰り出し、何だか緊迫感さえ漂います。店内いっぱいに用意されたかばんの数々も、開店と同時に人がごったがえしてあっという間に減っていきます。その迫力にはただ驚くばかりでした。皆さんお気に入りのかばんを買えますように・・と願いつつ改めて行列を見渡すと、さらに増えるお客さん。土曜日だからというせいもあるのでしょうが、画像下部からも分かる通り数十メートルに渡ってずらりと並んでいました。
一澤信三郎帆布