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今年の夏こそ本気でサーフィン

古代サーフィン〜近代サーフィンへ

人類が始めて波乗りをしたのは、西暦400年頃のことだそうだ。発明したのはハワイやタヒチに住んでいた古代ポリネシアンの人々だ。

海の民といわれる古代ポリネシアの人々は、大航海時代よりもはるか以前から、大洋を航海する技術を持っていた。どうやらその頃の波乗りはカヌーによる漁業の技術の一つでしかなかったようだ。それがいつしか娯楽となり、オロとかアライアと呼ばれるサーフボードが誕生した。その後、クック船長によりハワイ諸島は発見されると、布教活動を行う為にヨーロッパからやってきた宣教師達が「布教の妨げになる」と古代サーフィンを禁止。ここに古代サーフィンは終焉をむかえることになるのである。

そして、時は流れて...近代サーフィンは20世紀初頭、ハワイのワイキキビーチで産声上げる。ハワイで生まれた近代サーフィンは、その後にジョージ・フリースによりカリフォルニアに伝えられ、「近代サーフィンの父」と呼ばれるデューク・ハナモクにより近代サーフィンの礎が築かれた。

最初は漁業の技術のひとつにしか過ぎなかった波乗りだが、あまりの楽しさから娯楽と発展していった。一体、サーフィンの魅力ってなんだろう…?サーフィンをする人に聞いても答えは皆同じだ。「一度波に乗ってみたら?言葉では説明できない感覚なんだよね。」そう返ってくることだろう。体験した者しか分からないなんて、なんだか悔しい気がする。その魅力を知るには、どうやら実際に“波に乗る”しか道はなさそうだ。

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自然をなめてはいけない!

以前は、サーフィンというと、若者のスポーツという認識があったと思うが、最近では、年齢層がかなり上がってきているようだ。その理由のひとつとしては、世界的な規模でのロングボードの流行が挙げられるだろう。ロングボードはショートボードと違い、小さい波でもスピードが出て、初心者でも波に乗ることが比較的容易な点が人気の理由のようだ。最近は30代、40代、50代の男性のみならず、女性で始める人も多いそうだ。また、夫婦で始める人や親子で始める人も多く、今や、サーフィンはカッコイイ男の代名詞ではなく、家族で遊べる手軽なスポーツとしても定着しそうな勢いである。

とは言っても、相手は海という自然だ。自然をなめてかかると大変なことになる。正しい知識とルールを知った上で、自分の力量に合わせて、決して無茶をしないことが大自然に対する礼儀というものだ。また、初心者が急増したことにより、最近の海は週末ともなれば、大混雑だ。他人との接触事故で、大怪我なんてことにならないよう、海に入る前にしっかりと学ばなくてはならない!!
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これぐらいは知らないと恥ずかしい??

前述のようにサーフィンにはルールとマナーがあり、それを知らないと、怪我や喧嘩に発展しかねない。というわけで、ここでは、もっとも初歩的なルール、マナー、そして知識を学んでみよう。

最近では、スノーボードをやる人が多いので知っている人も多いかもしれないが、左足が前足になるとレギュラー或いはフロントサイド、右足が前足になるとグーフィー或いはバックサイド(バックハンド)と呼ばれるスタンス(足の位置)となる。

その他、例えば、カレントという流れをご存知だろうか?波がブレイク(崩れる)すると、水が打ち寄せるエネルギーが逃げる所がある。たいがいは他より深くなっている場所で、沖に向かって流れている。その流れの事をカレントという。通常、その流れを利用して沖に出るのだが、それを知らない初心者が沖に流されて、他のサーファーに助けられるなんてこともあるそうだ。

続いてルールだが、基本中の基本ルールはワンマンワンウェイブだ。文字通り、ひとつの波に二人乗ることは出来ないということだ。波のピークにいる人に波に乗る優先権があり、優先権を持った人が波に乗ると他の人は乗れない。また、サーフィンのポイントにはローカル(地元のサーファー)がいる。ビジターは地元の海を常にきれいに保つよう努めているローカルをリスペクトし、そのルールや秩序を守りお互いに気持ちよく、波乗りが出来るよう、努めることも重要だ。
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