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大人の洋食屋特集

今、私たちの食べるべき洋食とは?

 洋食が嫌いだ、という人はあまりいないでしょう。カレーライスにハンバーグ、オムライスにエビフライ……。どれもこれも、好きな食べ物としてあげられる常連ですよね。西洋料理を日本人の口に合うように作り上げられた料理ですから、当然のことと言えるでしょう。

 洋食屋と言われれば、銀座や下町にある昔懐かしい店構えが浮かんだ方がほとんどかと思います。けれども、私たちが普段実際に口にする洋食と言えば、家で作ったものだったり、ファミレスや社員食堂で頼んだ手作りかどうかも怪しいカレーライスだったりします。

 ここで一度原点に返って、本来のハイカラでちょっと贅沢な洋食を食べてみませんか?今回は「大人のための洋食屋」をご紹介します!

 トップバッターは、有名過ぎる名店、日本橋のたいめいけん。オムライスが人気です。店に入ったら、まずはレトロな雰囲気を楽しみましょう。壁には様々な泡だて器が飾られ、アットホームな空間。そしてみんな、真昼間から飲む、飲む!更にメインディッシュを決めたら、50円のボルシチとコールスローの注文も忘れずに。値段の安さに驚きますが、味は一級品です。
たいめいけん
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SATSUKI

ホテルの洋食も要チェック

 続いてご紹介する洋食の店は、何とホテルの中。ホテルニューオータニ東京1階のコーヒーショップ、SATSUKIでは、気軽に本格的な洋食が楽しめます。ランチはセットで3000円程度。オードブル、メインディッシュ、デザートを選びます。この日のシェフお奨めの前菜はタコのマリネ。セットとはいえ、そこはホテル。セロリやきゅうりを中心とした野菜もタコもたっぷり。あっさりと上品な味です。

 芸能人も絶賛しているというジューシーな下町風メンチカツをメインディッシュに。牛、豚肉、玉葱、スパイスにコンソメスープを加えたタネに、低温で中までじっくり火を通し、次に高温で外側をかりっと仕上げてあります。肉汁が溢れ出て、まさに至福のひととき!玉葱の食感とのバランスも絶妙です。

 デザートは、温製アップルパイをセレクト。美しい盛り付けもさることながら、温かいアップルパイとアイスの冷たさがよく合います。食後の飲み物も付いて、ゆったりとした午後を過ごせそうです。
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下町上野の洋食は伝統の味

 明治38年創業のぽん多本家は、ご飯と合う洋食の店としてグルメの間で評判です。材料・味にこだわり続ける四代目ご主人自らの作る料理の数々は地元の人に愛され続けています。よく煮込まれたタンシチュー、江戸前の穴子やキスのフライ。そして今の時期はアワビのバタヤキもお奨めです。

 この店は「上野とんかつ御三家」とも言われています。双葉、蓬莱屋というとんかつ専門店2軒と並び、ここの「カツレツ」の人気はかなりのもの。白く揚がったとても柔らかいカツはロースのみ。材料が厳選し、旨みの多いロースしか使わないというのがこだわりなのです。一口目は何も付けずにそのまま。肉そのものの味を堪能しましょう。その後はマスタード、ケチャップ、ウスターソースなどをお好みで。

 付け合せにはポテトフライと、もちろんキャベツ。キャベツの水分でカツレツの衣を濡らしてしまわないようにと、かなり細かく切られ、水分が程よく抜けています。計算しつくされた味という訳なのです。
ぽん多本家