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「サイエンスカフェ」で頭脳を磨く

くらしとバイオプラザ21

日本全体に「科学ブーム」の気配……
「サイエンスカフェ」もそのひとつ?

 いっけんすると複雑で難しそうな「表面張力」や「静電気」といった「科学」も、ちょっと視点を変えて「マジック」という楽しい方法でなら、だれもが、ついつい「おっ?」と興味を抱いてしまいます。「マジック」という「遊び」を「科学」と融合させることで、より身近なものへと変えてくれたのは、いまや大人気の科学者「米村でんじろう」さんです。彼がテレビで披露する「科学マジック」や「おもしろ実験」は、常に高い視聴率を獲得しています。シャボン玉やゴム風船といったどこにでもあるアイテムを使うことで、だれもが簡単に「科学」に近づくことができます。すぐに自分でも試してみようと思えることが大事です。雑誌の分野でも『週間かがくる+(プラス)』(朝日新聞社刊)が創刊され、大いに話題となっています。低年齢層を狙った作りでありながら、大人も、ついつい夢中になってしまうような科学解説が満載の雑誌です。

 近年、日本人の「科学力低下」が叫ばれるいっぽうで、このように、少しずつではありますが、老若男女問わずに「科学」への興味や関心が高まりつつあることも確かです。これは新しい傾向といえるでしょう。
 たんに難解で、専門家以外は近づきにくいものとされてきた「科学」ですが、ほんの少し「視点をかえる」だけで、とっても身近なモノになります。「サイエンスカフェ」というムーブメントも、少し「視点をかえる」ための新たなキッカケのひとつといえるかもしれません。

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「サイエンスカフェ」で
もっと知りたい科学のあれこれ

 先に紹介した科学技術週間イベント『サイエンスカフェ』以外にも、独自の切り口で定期的に「サイエンスカフェ」を催す団体が増えてきました。

 NPO団体『くらしとバイオプラザ21』もそのひとつです。2005年から、毎月、さまざまなテーマで「サイエンスカフェ」を開催しています。東京・日本橋の喫茶店『サン茶房』など、気楽にブラリと足を運べる身近なカフェを会場にして、毎回、科学者と一般客の楽しい科学コミュニケーションを図っています。また、東京・三省堂書店神田本店でも、店内にある喫茶カフェで、定期的に「サイエンスカフェ」が開かれています。ここでは会話を楽しむスタイルをより充実させるため、科学者の方の話は20分程度に抑え、大半の40分から50分近くを、客との会話にあてています。自分から会話をすることで、いままでよくわからなかった疑問点が大いに解明されます。

 今後は、喫茶店どうしをネットで結び、全国各地のお店で、より多くの人々が同時に「サイエンスカフェ」に参加できるシステムを開発する声も上がっています。ふつうの喫茶店、カフェが「サイエンスカフェ」開催によって、真新しい文化スポットになる……、そんな予感もしそうな昨今です。うん、これは見逃せません……。
三省堂書店 サイエンスカフェ