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ベニス・ゴンドラの旅

アドリア海の女王、
”ベニス”

世界遺産にも選ばれているベニスは、年間を通して世界中からの観光客が後を絶ちません。

そして、ベニスといえばゴンドラ、ゴンドラといえばベニス!では、そのゴンドラでどこに連れて行ってくれるの?というと、ウーン、それはあんまり知られていないです。というわけで、今回は皆様へベニス・ゴンドラの旅への誘いです。

せっかくベニスに行くならカーニバル時期に行ってみたいですね。世界3大映画祭の一つである”ベネチア映画祭(8月末)”、”ベニス仮面祭(2月)”そして、ゴンドラのお祭りもあり、9月第一週日曜には、Regata Storica (歴史的レガータ)といわれるゴンドラのレースのお祭りもあります。華麗な民族衣装による水上パレードの後に、ゴンドラレースが行われます。

まずは、サンマルコ広場からそう遠くない、ゴンドラ乗り場へ行ってみましょう。ここでは、数々の美しいゴンドラが並んでおり、大体45分で100ユーロ(約14700円)くらいからです。7月、8月はもう少し高くなることもあります。そして、ゴンドラは、相乗りから二人きりのゴンドラとあります。これは、乗った人数に関係なく、この100ユーロを分けて払うので、6人だと割安になります。オプションになりますが、勝ち組ならここはやっぱりカンツォーネ付(歌い手付)の”ゴンドラ・セレナーデ”がおすすめ!ベニスの情緒溢れる風景を見ながら、貴方だけに歌ってくれる人がいるなんて最高にロマンチックではありませんか?

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リアルト橋

ベニスの橋を代表する
リアルト橋

ゴンドラが一番多く行き交うリアルト橋。橋のふもとにあるレストランやカフェは華やかで、橋はベニスらしい16世紀建造です。外からは少しわかりにくいですが、この通りはお店が立ち並んでおり、おみやげものを買うのにことを欠きません。

ベニスは全長3kmで、今でも3つの橋しかかけられていません。そのうちで一番ベニスを代表する橋がこのリアルト橋です。この橋の建設にあたり一般公募をしたところ、その中ではミケランジェロも参加しましたが、結局、橋の設計案は、建設技術者アントニオ・ダ・ポンテに選ばれました。

通常、運河の橋というと跳ね橋ですが、彼は、あえて船が通れる太鼓橋を造りました。ダ・ポンテは地盤が軟らかいなどの困難にも負けず、わずか4年で橋を完成させたのです。

ベニスの中でも一番のこの橋は、いつもゴンドラやヴァポレット(水上バス)で水路は混みあっており、ヴァポレットがゴンドラに近づくたびに、今までゆっくりしていたゴンドラもヴァポレットを、サッとよけていくゴンドラの姿は、このリアルト橋の人気と、ベニスは水上都市ということをつくづく感じさせる一面でありました。
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アカデミア美術館とカ・レッツォーニコ
(古のヴェネチア博物館)

ゴンドラを乗っていくと、ベニスの中でもお薦めの美術館に通ります。
一つは、カ・レッツォーニコ:古のヴェネチア博物館(写真)と、もう一つはアカデミア美術館です。

まず、カ・レッツォーニコでは、18世紀のベニスの生活を知ることが出来ます。当時の生活といっても、この写真のバロック様式の建物から見られるように、中では、舞踏の間や、ティエポロ、ピエトロ・ロンギの絵などが楽しめます。

そして、必見美術館であるアカデミア美術館は、ベネチア派絵画の傑作が詰まっているといわれているほど、ジョルジョーネやジョヴァンニ・ベッリーニなどの作品が収められています。ジョルジョーネは「眠れるヴィーナス」(ドレスデン美術館) で知られる画家。

実は、筆者がこのジョルジョーネの「嵐」が必見とガイドブックに書いてあったので、美術館の人にこの作品がどこにあるか聞き、実際に見てみると、どこにも詳しく載っていなかったそんなに大きくないこの「嵐」をどの角度から見ても「?」でした。それもそのはず、この作品は、1人の若者と乳飲み子を抱えた女とを描く、謎めいた作品で、いまだに解明されていないから、残念ながら筆者に簡単にわかるはずがありませんでした。

「ダヴィンチ・コード」のように大きく取り上げられないかなと思う反面、今度は、日本人がこの謎を解明してくれないかなと切に望んでいる筆者であります。
カ・レッツォーニコ