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北京ダック-全聚徳-

全聚徳

北京ダックを食べつくせ!

 それから待つことしばし、いよいよ!お待ち兼ねのメインディッシュ、北京ダックが登場だ。シェフが席まで来て、まずは一羽から僅かしか取れない極上の部分、胸の皮を切り分けてくれる。これが一番美味しい部分。砂糖をかけてお菓子のように食べるのが全聚徳流だ。宮廷の女性に流行っていたというこの食べ方はちょっと風変わりに感じるが、一度食べれば納得の味。パリっと焼けた皮には砂糖以外の組み合わせが考えられなくなる。

 「北京ダックは皮しか食べない」という人が多いようだが、この店は中の肉もおいしく食べられる。かいわれ大根、きゅうり、白ねぎなどの生野菜に加え、パラパラになったにんにくや春巻きの皮を揚げた物が運ばれ、これらとたっぷりの甜麺醤を包んで食べるのだ。皮に水飴を塗って乾かし、吊るして焼かれた北京ダックは、外がパリっとしているだけでなく中はジューシーに焼きあがっている。身を厚めに切ってくれるので量もたっぷり。北京ダックを存分に味わえる
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まだ続く、充実のコース

 コースはこれで終わりではない。北京ダックを満喫した後に出てくるのは、季節野菜の炒め。この日は中華の定番食材とも言える豆苗の炒め物だった。あっさりめの塩味とシャキシャキとした歯ごたえ。シンプルだからこそ生きてくる味わいだ。

 そして、二種類の点心。海老シュウマイは、クワイのサクサクのした食感を楽しみながら塩気がじんわりと口を満たす。対照的に、ごまだんごは、あんこの甘さが広がっていく。家鴨入り汁そばは優しい味。家鴨挽肉がピリリと辛い味付けで食欲をそそる。満腹のお腹でするすると入ってしまうから不思議だ。

 締め括りのデザートは金木犀風味のパンナコッタ。さっぱりと上品な味で、充実したコースの幕を閉じる。

 今回は8000円のコースをご紹介したが、ランチでは手軽に一巻きの北京ダックを楽しめるし、一方、フカヒレ、ナマコ、アワビ、燕の巣と豪華食材が勢揃いのコースも用意されている。デートに接待に。全聚徳を是非一度利用してみてはいかがだろうか。

全聚徳
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