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未体験ゾーンに突入 快感はレッドゾーンへ |
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いよいよだ。産毛を剃った後、耳の穴の大きさに合わせ、4〜5本の耳かきを使い分けながら、耳を気持ちよくさせていく。
「耳かきも耳掃除もしますけど、耳をエステしていく、あくまでも心地良くしていくことなんです」
面から線へ、線から点へ、痒さのボルテージを上げていく。そこ、そこを掻いて! という1センチ手前をじらしにじらして、しかも鼓膜の手前にはスウィートスポットがあり、まず自分ではわからないピンポイントの快楽神経を刺激する。
「今ここをやって、このあたりが発信するんですね」
キュキュッと耳の中で耳かきが反転した。
「そこをじらして、最後に痒いところに手が届くようにする」
高橋先生が説明してくださるのだが、もうね、聞いていません。耳がね、とんでもないことだ。シーツに爪を立てちゃうぐらいに、メロメロなのだ。
男は視覚の生き物といわれるように、それ以外の五感、特に触覚に非常に疎い。女性にとって、触覚はとても重要だ。化粧で始終、自分の顔に触るからだろうか。肌に着けるものにこだわる。下着なんて、信じられないバリエーションだ。毛皮を着るのだって、フワフワが触って気持ち良いからだろう。それに対して、いかに男が鈍感か。
触って気持ち良い、触られて気持ちが良い、そういう触覚の快感があることさえ男は忘れがちだ。そんな男にイヤーエステは触覚の極みをいきなりぶつけた。耳かきが一点を打つ。 (あっ)
耳だけだ。自分が耳だけになる。 |
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