|
|
世界遺産は 美しいだけではない
|
|
日本には歴史ある古い建造物がたくさん残っている。特に西の都である京都には多くの歴史的建造物があり、京都に行くと欧米からの外国人観光客が多いことに驚かされる。これら外国人の多くは、日本に関して、秋葉原、六本木、京都に興味があるのである。この京都のいくつかの建造物は「世界遺産」に指定され、保護することが義務づけられている。さて、この世界遺産とはなんだろう?
これは歴史的、文化的、自然的に人類にとって大きな意味があり、後世に伝えていく必要性がると認定された建物やエリアなどだ。必ずしも美しいものだけではなく、人類の残酷な歴史を示すもの、自然災害、環境汚染などで、その存続が危ぶまれているものなどがある。単純に文化的、芸術的なものだけでなく、後世に伝えるべき叡知、残すべき環境として、さまざまなものが世界遺産に認定されている。この世界遺産を認定しているのは、フランスのパリに本部を置く国際連合の専門機関ユネスコ(UNESCO:国際連合教育科学文化機関)だ。ユネスコでは、現在も世界遺産を認定し続けており、人類にとって価値のあるものを保護するために活動を続けている。 |
|
|