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ハイビジョンで迫力の映像を楽しもう

そもそも
「ハイビジョン」て何?

「ハイビジョン」という言葉は、実は正式名称ではない。「High Definition TV(HDTV)」というのが正式名称で、ハイビジョンというのは一般的にわかりやすいようにつけた呼び名だ。High Definitionとは高解像度という意味。つまり、ハイビジョンTVは従来よりも高解像度なTV放送を意味している。最初、ハイビジョン放送はアナログ放送で始まったが、現在ではより帯域(データ量)を必要としないデジタル方式が主流となっている。アナログのハイビジョンは収束に向かっていて、BSアナログハイビジョンは2007年11月に終了(アナログ地上波よりも早く終了するのは衛星の寿命のため)し、終了後、代わりにデジタルハイビジョンチャンネル3つが開始される予定だ。普通の放送より高解像度なハイビジョン放送をアナログで配信するには膨大なデータが必要になり、効率が悪いのだ。デジタル放送では現在、データの圧縮にDVDビデオなどと同じMPEG2圧縮が使われている。ちなみに、現在、国内でハイビジョン放送を行っているのはBSデジタル、CSデジタル、そして、地上波デジタル。BSデジタルはほとんどがハイビジョン放送、CSは一部がハイビジョン放送、そして、地上波デジタル放送はすべての放送がハイビジョン対応になっている。一般的な地上波放送がハイビジョン化したことにより、今後はハイビジョン放送がごく一般的なものになるだろう。これはテレビにとって1つの革命的な出来事だと言える。なお、ハイビジョン放送のパイオニアはNHKだ。
NHK
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ハイビジョンって
どのぐらい高解像度なの?

地上波デジタル放送はSDとHDの2つの解像度の放送を同時に行っている。従来のアナログTVと同じ解像度のものをSD(標準画質)とよび、高解像度なものをHDと呼ぶ。SDの解像度は「480i」などと呼ばれる。これは走査線が480本でインターレースという意味で、解像度は640×480(画面比率4:3)あるいは720×480ドット(画面比率16:9)になる。これに対して、HDの解像度は「1080i」、「1080p」など1920×1080ドット(画面比率16:9)になる。末尾に「p」とつくのはプログレッシブ方式の略。HDの画面比率16:9というのは映画と同じであり、映画の鑑賞にも威力を発揮する。ちなみに、インターレースとは奇数の信号線、偶数の信号線の2枚の映像を交互に表示して1枚の映像を表示する方式。これに対してプログレッシブでは1枚の映像ですべてのドットを表示する方式になる。原理からして、映像的にはプログレッシブのほうが美しくなるが、現在の1080解像度の主流は1080iになっている。従来のTV放送はすべてインターレースだったので、インターレースでは見るに堪えないということはない。なお、パナソニックのレコーダー「DMR-EX550」(市場価格10万円前後)は、同社の液晶TVビエラの新機種とHDMI接続した場合、1080iを1080pに変換して高画質に表示できるようになっている。
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地上波デジタルが見られるのは
どんなエリアとアンテナ?

地上波デジタル放送の放送範囲は着実に広がっており、現在では国内のほとんどの主要エリアで視聴できるようになっている。2011年にはアナログ波が終了するので、当然、それまでには日本のすべてのエリアで視聴できるようになる。現時点の視聴可能エリアは「D-pa」のホームページなどで確認できる。しかし、マップでは視聴可能エリアに入っていても、単純に地上波デジタルチューナー搭載のTVを買ってきただけでは視聴できない場合がある。それはアンテナの問題だ。従来のアナログ放送では1〜12チャンネルのVHF帯域を受信できればよかったので、VHF対応のアンテナがあればよかった。これに対して、地上波デジタルはUHF帯域(13〜52チャンネル)を使って放送される。そのため、アンテナが対応していないケースが多く、受信可能エリアの中心地である東京都内でも地上波デジタル放送が見られないケースが多々発生している。地上波デジタルの導入はアンテナ環境も合わせて電気屋などに相談しないと、地上波デジタルチューナー搭載のTVを買っても見られない可能性があるのだ。集合住宅などで簡単には対応できない場合、「DUCA」(八木アンテナ)など地上波デジタル対応の屋内アンテナなどもあるので、いろいろな方向から検討しよう。
D-pa