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未来型携帯電話

ノキア

ペン入力は
本体内蔵か別ユニットか?

数年前、ヨーロッパ通信機器大手のSiemensがCeBitなどのショーでペン型携帯電話を発表したことがあった。これは実際には書けないペンで、その動きを読み取り、その書いている文字をOCR認識して文字入力するというものだった。この文字はそのままメール送信することができる。しかし、現実に販売まではいかなかったようだ。これに対し、現在、ペン入力方式のBlueToothユニット「Nokia Digital Pen SU-1B」(3万3600円)がノキアから発売されている。これは実際に紙に書くことができるボールペンで、その時のペンの動きの軌跡を記憶し、そのグラフィックデータを他のBlueTooth機器、PCやスマートフォンなどに転送できる。スマートフォンはその受け取ったメモを保存しておくこともできるし、メールで誰かに送信することもできる。今後、この機能を携帯電話自体に搭載したものが出てくるかも知れないし、電話は電話、BlueToothペンはペンで別々に進化していくのかも知れない。なお、現在、Siemensとノキアは合併しているので、さまざまな新たな製品を作り出す可能性もある。
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光でキーボードを投影するVKB
未来の携帯電話はどうなる?

数年前、イスラエルのVKB社がキーボードのパターンを机の上などに光で投影し、それを叩くことでキー入力ができるという新しい入力デバイスを開発した。VirtualKerBoard(VKB)と呼ばれたその技術を取り入れた携帯電話が数年前のCeBITにデモ出品されたことがあったが、これも実はSiemensによるものだった。その後、この技術は中国のi-tech dynamic社にライセンスされ、i-techから「BlueTooth Virtual Keyboard(BTVKB)」というBlueTooth接続のバーチャルキーボードが発売されている。これを使えば、BlueTooth機能を持つデバイスであれば、なんでもバーチャルキーボードを使えることになる。携帯電話だけでなく、ノートPCでも使えるのだ。

最近の世界各国の携帯電話や関連メーカーの動向を見ていると、未来の携帯電話は携帯電話自体のカタチを変化させるというよりは、BlueToothで接続する他のデバイスによって使い方を変えたり、利便性をあげたりすることが有望な印象を受ける。携帯電話の形状は現在のままで、BlueTooth接続によるさまざまなデバイスによって、使い方が変化していくのが未来の携帯電話の使われ方になるのではないだろうか。
itechdynamic