|
|
|
起業を決意したきっかけ 自分が乗りたい車を届けたい |
|
既存の自動車販売店とは一線を画す“ミラコラーレ”。このお店をオープンするに当たってはさまざまな葛藤もあったそうだ。
「某大手老舗イタ車ディーラーの経営再建を依頼され社長になったのが、車のビジネスに関わった最初でした。経営の再建はできたのですが、車を売れば売るほど違和感が出てきたんです。車って売ったらお終いでは無いんです。特にイタ車の場合買って頂いた後が重要なんです。メンテナンスしかり、楽しみ方しかり・・・ 本来車を通じて一生のお付き合をしていかなくてはいけないのが、ディーラではとにかく沢山の車を売ることが全てですので、お客様との関係もその場だけで終わってしまう事も多かったんですね。事実営業マンもカタログに記載されていることと価格の話しか出来ない人間が多いですし。」と当時を野田憲隆代表取締役は振り返る。こうしたジレンマをきっかけとし、同氏は“ミラコラーレ”を起業する決意をしたのだという。
「当社の一番の特長は買って頂いた方にいかに気持ちよくカーライフを楽しんで頂くか、に主眼をおいて運営しています。販売する車の程度が良いのは当たり前のことで、なんでこんな程度の良い車があるのと言われますが、それはお店を運営する上で当然の事だと思っています。それ以上に、買って頂いた後の遊びを如何に提供できるかが難しいですね。まず最初に始めたのが、マセラティのアフターパーツが無いとの声にお応えして、オリジナルでアルミホイール、マフラー、サスペンションkit等の開発を始めたんですが、これは自分が欲しいけど、売ってないから作ってしまえというのも多分にあります。そんなスタンスに理解頂いたお客様達に支えられて運営していますが、本当に皆さん遊びに来てくれます。普通車屋って買う時と壊れた時しか行かないですよね。当社の場合必ず誰かが遊びに来ています。そこで愛車のモディファイの話から、仕事の事まで色んな話をしていかれます。自他共に認める変態ショップかもしれません。事実お客様も他のお店では満足できない方が多いのですが。ディーラでは中々出来なかった事が実現でき、今では、その頃の夢が叶っています。」
こうした代表の“本当によい車を届けたい”というこだわりが、ユーザーのニーズとマッチし、全国から数多くの反響を呼ぶ企業へと成長した要因のようだ。
「お客様が口コミで弊社を紹介してくださるんですよ。北は北海道から南は九州まで、本当に日本全国から来店頂いています。そんな方たちの熱い気持ちをキチンと受け止め、夢を壊さないようにするのが一番重要な事だと思っています。帰られるときにお客様の満足した顔を見られるときこそ、この仕事をしていてよかったなと思える瞬間です」
これまでディーラーには厳かなイメージがあって入りにくかった、という人も多かったのではないだろうか。しかし“ミラコラーレ”なら、野田氏をはじめスタッフ全員が丁寧に対応してくれること間違いないので、気兼ねなく来店してみるとよいだろう。 |
|