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二人で一つの作品を完成させる競技 男女の様々な関係を踊りで表現 |
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ダンサーといってもすべてが子どもの頃から厳しい練習を積んでいたわけではない。嶺岸昭志プロもその一人だ。「父が群馬でダンス教室を経営していて、その父の強い勧めで東京のダンススクールに勤め始めた時、当時の世界チャンピオンのショーを目にする機会があったんです。それまではダンスに興味がなかった私も、チャンピオンの踊るダンスがあまりにも素晴らしく、あんな風に人を感動させたいと思い、ダンサーになろうと決意しました」(嶺岸氏)。
そんな嶺岸プロが三輪恭子プロとパートナーを組むことになったのは、競技会で嶺岸プロが当時アマチュア選手だった三輪プロのダンスに興味を持ったのがきっかけだった。「東京のダンス教室ですでにプロとしてスタートをきっていた時に、ある競技会に出場して初めて彼女を見かけたんです。その時に彼女が見せたフロアでの存在感がすごく印象的でした。その一年後くらいに僕が次のパートナーを探していた際に彼女のことを思い出し、僕から声をかけたんです」と嶺岸プロは当時を振り返った。
目指していたタイトルを獲得することができたので、彼らはラテンダンスをすでに引退している。今はスタンダードダンス一本に絞って日々練習を積み重ねているという。そこまで彼らを虜にする社交ダンスの魅力について三輪プロは次のように話す。「一人ではなく二人というのが一番の魅力ではないでしょうか。確かに相手に合わせて踊るというのは難しいのですが、二人だからこそできる活き活きとした演技が社交ダンスにはあります。二人で一つの作品を完成させる素晴らしさは一言では語りつくせませんね」(三輪氏)。
嶺岸プロは男性にもどんどん社交ダンスを始めて欲しいと言う。「ただ一人で体を使う種のダンスとは違い、社交ダンスでは様々な男女の関係を表現することになるので、一人の男性として踊ることができます。意中の女性にアプローチする時のような感覚で男らしさを思う存分に発揮して踊れる、そんなダンスなんです!」と熱い想いを口にした。
ルンバやチャチャチャなど、音楽によって異なるキャラクターを演じ分けられるのも社交ダンスの楽しみの一つ。バレエとは違い、基礎を習得していなくても気軽にスタートできるのは嬉しいところ。簡単なステップなら5分で覚えられるというのだから、「踊りを楽しみたい」という気軽な気持ちで始めてみるのもいいだろう。
所属:嶺岸ソシアルダンスカンパニー |
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