日刊 勝ち組スポーツ・勝ちスポ!
京都を散歩するならさんぽす

ロボットで遊ぼう 〜ホビーロボット〜

ロボットが身近になってきた
ホビーロボットとは?

かつて「ロボット」と言えば、現実的なものではなく、アニメやTV番組のなかのものでしかなかった。20年ぐらい前には「2足歩行のロボットを作るのは不可能だ」などと某有名大学の教授が語っていたものである。それが今や自動車メーカーのホンダが人間大の2足歩行ロボットASIMOを作ってしまっている。そして、2足歩行ではないが、戦闘用の偵察ロボットや警備ロボットなども登場して、現実に使われている。さて、そんなロボットの一般化の流れからか、2足歩行ロボット同士を戦わせる「ROBO-ONE」というイベントが、2002年2月に始まった。このイベントは大人気となり、パーソナルレベルでのロボットを加速度的に進化させるきっかけとなった。そして、2004年には12万6000円で買える2足歩行ロボットキット「KHR-1」(近藤科学株式会社)が販売され、4000台以上が販売されるヒットとなった。ちなみに、このKHR-1のプロトタイプは2004年のROBO-ONEのJクラスで優勝しているのだ。現在、このような個人でも買えるロボットキットは「ホビーロボット」と呼ばれ、いくつもの会社から発売されている。最近ではホビーロボットは10万円前後のものが主流となっており、2004年ごろのものよりも商品として洗練され、ビギナーでもより扱いやすくなり、急速に注目を集めている。
ROBO-ONE
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近藤科学株式会社

パイオニアとも言える
定番KHRシリーズ

現在のホビーロボットの中核とも言えるのが、10万円程度のロボットだ。これらのなかでお勧めの1つとして近藤科学株式会社の「KHR-2HV」(同社ホームページ販売価格8万9,985円)がある。これは前述の「KHR-1」(同12万6000円)の後継機とも言えるモデルだ。KHR-2HVはKHR-1よりもさらに進化し、価格が安くなっている。2HVのサイズは183×353mm、重さは約1,270g。機種名の末尾の「HV」は使用しているサーボモーター「KRS-788HV」の末尾のHV。これはハイ・ボルテージの略で、高出力であることを意味している。サーボモーターは電動ロボットの手足を動かす原動力なので、この部分の高出力化によって前モデルよりも動作が軽快になっている。また、ナットレス構造であるため、機体組み立てのほとんどがプラスドライバーだけでき、組み立てやすい。また、モーション作成ソフト「Heart To Heart3J」はGUIでフローチャートを描くようにプログラミングできるなど、機能から使いやすさまで進化している。また、USBインターフェースを標準装備し、PCとの接続が簡単にできる。
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10万円程度で買える
お手頃本格モデル

KHR-1、KHR-2HV以外にも多くのホビーロボットが発売されている。いくつか紹介していくと、まずはJR PROPO社の「RB1000」(10万2,900円)。これはJR PROPO(日本遠隔制御株式会社)と、電子機器メーカーのヴイストン社のコラボレーションで誕生したモデル。JRによる高性能サーボモーターを19個搭載し、動きの自由度の高いモデルとなっている。サイズは300×230(mm)、重さは約1.5kg。ロングストローク構造により、下半身の重心が安定し、開脚や片足立ちになどの動作が安定し、より人間に近い動きができる。また、モーションは付属のロボット動画作成ソフト「Robovie Maker」を使ってGUI環境で簡単に作成することができる。このモデルを組み立てるには慣れた人で4時間程度であるという。しかし、電子工作になれない人であれば、どれだけ時間がかかっても不思議ではない。そんな工作に不安のあるビギナーにお勧めなのが、ベストテクノロジー株式会社の「Bioloid」(9万5000円)。これはブロック感覚で組み上げることができ、工作に自信のない人にはお勧め。ただし、強度がそう高くないので、KHR-2HVやPB1000のようにバトル競技には向かない。なお、サーボモーターを19個使っているため、動きの自由度は高いし、付属ソフトの「Motion Editor」でモーションも作成できる。バトル競技などには興味がないが、手軽に本格的な2足歩行ロボットを体験したいという人向けの製品だ。
JR PROPO