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西欧の宮廷でも珍重されて来た 「本物」が解る人の料理 |
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現在、地球上で最も多彩な食文化を堪能できる場所。その一つは、他でもないこの日本でしょう。和食はもちろん中華、フレンチ、イタリアン、その他諸々、日本で食べられない料理を探す方が難しい程です。
そんな恵まれた状況の中でも、果てしないのが人間の探究心。日々豪華な食事に舌鼓を打っていても、いつしか新たな味覚、刺激を欲している方も多いのではないでしょうか?そんな方におススメなのが、最近ジンギスカンに続く肉料理ブームとして注目されている「ジビエ料理」です。
「ジビエ」(gibier)とはフランス語で「狩猟で得た獣や野鳥の肉を食べる事」を指し、英語では「ゲームミート」(game meat)とも呼ばれます。特に、古来より狩猟の盛んな西欧では一つの文化となっており、中世からルネサンス期の宮廷では狩猟の方法から屠殺、調理法に至るまで厳格な作法が有りました。晩餐会においては、料理を味わうと同時に「狩猟の獲物を披露する」事が重要な要素となる場合も多かったと言われています。
家畜と比較して、野生の鳥獣は脂肪が少なく肉質が締まっており、また生息地(=食べ物)の違いにより微妙な風味の違いも楽しむ事が可能です。レストランでも高級メニューに位置づけられ、「本物」の解る上流階級に珍重されて来た料理。それがジビエなのです。
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